ゾウガメ「ディエゴ」、繁殖役退任へ=子孫800匹、絶滅から救う―エクアドル

ゾウガメ「ディエゴ」、繁殖役退任へ=子孫800匹、絶滅から救う―エクアドル

絶滅回避ゾウガメ引退/南米

ゾウガメ「ディエゴ」、繁殖役退任へ=子孫800匹、絶滅から救う―エクアドル

南米エクアドル沖、ガラパゴス諸島のサンタクルス島にある繁殖センターで飼育されているエスパニョラゾウガメの「ディエゴ」=2016年9月(AFP時事)

 【サンパウロ時事】南米エクアドル沖に浮かぶガラパゴス諸島で、驚異的な繁殖力でエスパニョラゾウガメを絶滅の危機から救ったオスの「ディエゴ」が役目から解放され、3月に繁殖施設から自然に帰されることになった。AFP通信が伝えた。

 エスパニョラゾウガメは半世紀前、乱獲や人間がもたらした環境変化によりオス2匹、メス12匹にまで激減。現在、推定100歳のディエゴは米サンディエゴ動物園から連れて来られ、1960年代半ばから繁殖事業が始まった施設で「種カメ」の任を担ってきた。現在、2000匹まで生息数が回復したカメのうち、800匹はディエゴの子孫という。

 ガラパゴス公園局はディエゴの業績をたたえた上で「故郷に戻すことができそうでうれしい」とコメントしている。 【時事通信社】