記念碑破壊に対決姿勢=トランプ米大統領―「左翼文化革命」と非難

記念碑破壊に対決姿勢=トランプ米大統領―「左翼文化革命」と非難

3日、歴代米大統領の顔が山肌に刻まれたサウスダコタ州ラシュモア山を訪れたトランプ大統領(AFP時事)

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は3日夜、初代大統領ジョージ・ワシントンら歴代大統領4人の顔が山肌に刻まれたサウスダコタ州ラシュモア山で独立記念日(4日)を祝う花火大会に出席し、演説した。人種差別抗議デモで相次ぐ記念碑破壊を、米国の歴史を否定する「左翼文化革命」だと非難し、過激な抗議デモへの対決姿勢を鮮明にした。

 各地の抗議デモでは、奴隷制維持のため南北戦争を戦った南軍指導者だけでなく、奴隷所有者だったワシントンらの像も破壊されている。トランプ氏はこうした動きを「絶対的忠誠を求める極左ファシズム」と呼び、「彼らの教義を唱え、その戒律に従わなければ、あなたは迫害され、罰せられる」と不安をあおった。

 一方、ラシュモア山に刻まれた4人について「決して冒涜(ぼうとく)させない。英雄は傷つけさせない」と語った。支持率が低迷する中、保守の愛国心と左派への反発に訴える戦略とみられ、約7500人の聴衆が総立ちで喝采する場面もあった。 【時事通信社】