大統領選でジャパロフ氏勝利=権限集中で強権統治も―キルギス

大統領選でジャパロフ氏勝利=権限集中で強権統治も―キルギス

10日、ビシケクでキルギス大統領選の投票を終え、手を振るサディル・ジャパロフ氏(EPA時事)

 中央アジアの旧ソ連構成国キルギスで10日に実施された大統領選は即日開票され、中央選管の暫定集計によれば、昨年10月の政変で権力を掌握した元議員のサディル・ジャパロフ氏(52)が得票率約79%で当選を確実にした。同氏は大統領に権限を集中する方針を打ち出しており、強権的な統治を進める可能性がある。

 大統領選は17人で争われた。10日にはジャパロフ氏の主導で大統領制と議会制のいずれを支持するかを問う国民投票も行われ、「大統領制支持」が81%に達した。

 ジャパロフ氏は「政党システムはわが国に政治的いざこざをもたらしただけだった」と主張し、憲法改正による大統領権限の強化を公約に掲げた。今後、改憲手続きを加速させるとみられる。 【時事通信社】