米国連大使の訪台中止=国務省が週内の全外遊取りやめ

 【ニューヨーク時事】米国務省は12日、バイデン次期政権への円滑な政権移行のため、ポンペオ国務長官の欧州訪問など週内に予定されていた外遊を全て中止すると発表した。国務省関係者によると、13〜15日に計画されていたクラフト国連大使の台湾訪問も含まれる。クラフト氏は蔡英文総統らとの会談を予定し、中国が強く反発していた。

 クラフト氏の訪台中止を受けて台湾総統府の報道官は13日、「残念だが、将来の妥当な時期に訪台することを歓迎する」との談話を発表した。

 ポンペオ長官の訪欧に関してロイター通信は12日、ルクセンブルクのアッセルボルン外相や欧州連合(EU)高官から会談を断られ、訪問を直前になって中止したと伝えた。会談に消極的だったのは、トランプ大統領支持者らによる6日の議会乱入事件が背景にある可能性があるという。 【時事通信社】