腐敗役人専門の窃盗団裁判始まる 民衆からは拍手喝采も【禁聞】

【新唐人2016年09月12日】
中国では役人の腐敗が横行していますが、窃盗被害や愛人の密告や財産のひけらかし、さらには自然災害の発生などによって役人の汚職が明らかになるケースが増えています。このほど、中国の役人をターゲットにした窃盗団の裁判が始まり、「泥棒の反腐敗」に注目が集まっています。

中国メディアが9月10日伝えたところによると、安徽(あんき)省合肥(ごうひ)の裁判所は窃盗罪容疑の犯罪グループのメンバー、唐水燕(とうすいえん)、房雲雲(ぼううんうん)、林暁君(りんぎょうくん)、唐燕平(とうえんへい)の四人に対し、一審判決が下しました。この窃盗団は中国共産党の党政機関指導者幹部の事務所や自宅を窃盗のターゲットとし、2007年から2013年までに24回の窃盗容疑があり、大量の高級煙草や商品券、高級腕時計、贅沢品、宝石などを盗み出して現金に換えていました。

さらに皮肉なことは、被害を受けた多くの役人や事業単位の指導者幹部が、窃盗団の逮捕によって汚職がばれ、逮捕されてしまいました。たとえば安徽省食薬管理局の元副局長の陳書華(ちんしょか)や貴州(きしゅう)省交通庁の元庁長の程孟子(ていもうし)、さらには泥棒によって紀律委員会に報告された役人もおり、一部の事件は中央紀律委員会を震撼させました。

窃盗団メンバーで「女ねずみ小僧」と呼ばれる唐水燕は、7つの省の11個の政府機関や事業単位で窃盗を働き、13人の役人が総額100万元(約1500万円)の被害に遭いました。メディアの取材に対し、唐水燕は「彼らはみな腐敗役人で、私は彼らのものしか盗まない。盗んだものは彼らが盗んだもの」と語り、これに拍手喝采を送る人々もいます。

この10年ほど、中国の役人が窃盗被害に遭って汚職が明らかになるケースが増えています。メディアが報道したものだけでも12件に上っています。ネットでは「泥棒が反腐敗」「愛人が反腐敗」「ホステスが反腐敗」など、別の形での反腐敗について活?に論議されています。こうした現象について、評論家は、「こうした反腐敗は法律的には提唱されるべきものではありませんが、これらの行為に対する民衆の反応は、民衆が政府の腐敗に対して大きな怒りを抱いていることを示しています」と指摘しています。

新唐人テレビがお伝えしました。

(翻訳/白白 ナレーター/根本 映像編集/李)