中国遺伝子研究偽造の実態を博士課程中退の青年が告発【禁聞】

【新唐人2016年9月22日】
中国農業科学院北京牧畜獣医研究所を中退した魏景亮さんがこのほどQ&Aサイト「知乎(ちこ)」で、同研究所農業部の動物への遺伝子導入と飼料の安全に関する監督検査を行うテストセンターで、検査結果について多くの偽造が行われていたと告発しました。この魏さんの指摘に対し、関係者はこれは改竄ではなく具体的な操作におけるミスだと回答しましたが、魏さんは、これらの偽造は何の根拠もなく行われた創作であり、「記録上のミス」ではないと反論しています。

魏さんは、指導教授の指導のもと「大規模なデータ偽造を大急ぎで行った」こと、根拠の薄い杜撰な文書を編集、修正のうえ学習し、さらにスタッフの試験答案はみな同じものを写しただけで、自分で添削しなければならなかったと告発しています。魏さんはまた、「スタッフという名のもとに虚偽の雇用契約が作られた」「外部からの調査を回避し、おそらく裏で偽の報告を行っていたのだろう」と指摘しています。

魏さんによれば、来年7月に博士号を取得できる予定だったものの、すでに同研究所を退学したとのことです。自分の発言に対して法的責任を負うと述べ、自分が「偽造」に関与した30項目以上の研究のネット版文書を含む360兆の文書を提供しました。

魏さんの告発文は逸早くネットで大量に転送され、19日午後、関係部署が検査センターは偽造を行っていないこと、記録システムと質と量にミスがあっただけだと回答しました。

同日夜、魏さんは「この状況について農業科学院に告発済みだ」と表明し、指摘している偽造は根拠なく創作されたものであり、簡単な「記録上のミス」であるわけがないと反論しました。

『北京青年報』の取材を受けた魏さんは、研究の偽造に関与した後、科学的研究への信頼が大きく揺らぎ、する価値がないと思ったと述べています。そして、なぜこのことを告発したのかについて、自分の考えによってより多くの人に影響を与えたいと考えたからだと言います。

報道によれば、農業部は北京牧畜獣医研究所への調査を行うため合同調査班を設置したとのことです。

新唐人テレビがお伝えしました。

(翻訳/白白 ナレーター/根本 映像編集/李)