中国人の香港豪邸購入 全体の8割超え

【新唐人2016年10月01日】
中国の政府役人や富裕層、芸能人の間では、海外への移住や海外での起業が流行っており、香港の超高級住宅が飛ぶように売れています。香港の不動産会社大手リカコープは、香港で売却された一億香港ドル(約13億円)以上の超高級住宅の購入資金の8割は中国からのものだと明らかにしました。今年の超高級住宅の取引は前年に比べ1割増加し、過去4年間における最高記録を達成すると予測されます。

リカコープによると、昨年の1億香港ドル以上の超高級住宅の登録は前年に比べ37・8%上昇しました。今年上半期では67件が売却され、昨年下半期に比べ15・5%上昇しました。今年1年間には143件に達すると見積もられるため、昨年に比べ1割の上昇、過去4年間で最高記録を達成すると予測されます。住宅購入者の8割が中国人だと考えられるとの分析を発表しました。

香港の高級住宅地のリカコープ営業責任者・趙保杰氏:「購入名義は香港人ですが、そのうちの8割を超える購入資金源は中国国内のものです。資金を香港の不動産に換えて置いておく方が安全だからでしょう。とくに来月10月1日からは人民元が国際通貨基金の特別引出権(SDR)となるので、さらに資金を持出しやすくなるでしょう。」

リカコープは、人民元の下落と低利が続く中、中国国内から海外の不動産市場への資金流出は今後も続くと分析し、中国人富裕層が海外で購入した住宅は居住が目的ではなく、別荘として使われているとも指摘しました。

香港の高級住宅地のリカコープ営業責任者・趙保杰氏:「我々が南区に建てた高級住宅、南埼スケープの8住宅のうち2住宅は、中国の歌手、毛阿敏さんが所有していますが、時たまご友人を招待してパーティーを開いたり、別荘として利用されています。」

毛阿敏(もう あびん)さんはこの2軒の一軒家を8億香港ドル(約104億円に相当)で購入しています。それ以外にも、昨年アリババグループの創始者ジャック・マー氏が15億香港ドル(約195億円に相当)で山頂地区に土地と家屋を購入しているほか、CCランドホールディングスCEOの張松橋(ちょう しょうきょう)氏が51億香港ドル(約663億円に相当)を投資して山頂地区に建設用地を購入しています。

新唐人テレビがお伝えしました。

(翻訳/白白 ナレーター/根本 映像編集/李)