北朝鮮6回目の核実験準備か? 高官亡命相次ぐ

【新唐人2016年10月09日】
米韓両軍は、北朝鮮が近いうちに6回目の核爆発実験を行う可能性があるとの見方を示しました。北朝鮮当局もアメリカの対北朝鮮制裁に対して報復行動をとると宣言しています。

北朝鮮は9月9日に5回目の核爆発実験を行ったばかりです。

10月1日に発表された最新の衛星写真によると、北朝鮮の核実験場のすべての入り口付近で車両や人が活動していることが確認されました。

これについて、米の新聞 紙『ウォールストリートジャーナル』は、前回の実験のデータを収集しているか、或は新たな核実験を準備している可能性があると報じています。

韓国の「聯合ニュース」も、北朝鮮の弾道ミサイル発射場でも頻繁に活動しているとし、朝鮮労働党の建党71周年に当たる10月10日前後に何らかの行動に出る可能性があると指摘しています。

政治評論家・陳破空氏:「3つの原因が考えられる。1つ目は北朝鮮の政権が不安定である可能性。金正恩が核実験やミサイル発射実験などの『成果』を国内に誇示することで政権の安定化を図ろうとしている。2つ目は中国による煽動。長期に亘って北朝鮮の核開発を支援してきた中国が、THAADを配備した韓国に報復するために、北朝鮮を焚きつけている。3つ目は中国政府内の権力闘争。江沢民派の大物、人民代表大会委員長の張徳江は金日成大学を卒業しており、贈賄により人民代表を罷免された馬暁紅の経営する貿易会社、鴻祥実業は長期的に北朝鮮に核兵器の原料を密輸していたことが発覚している。党内権力闘争が熾烈化する中、江沢民派が最後のあがきとして、習近平政権に外交上の難局を造成している可能性がある。」

北朝鮮外務省は10月6日、アメリカの北孤立化と対北制裁に対して不満を露わにし、「アメリカは身震いするような現実に直面することになる」と宣言しています。

一方、北朝鮮国内では国民の金正恩政権に対する不満が高まっていると見られます。

韓国の朴槿恵大統領は10月1日、北朝鮮国民に韓国へ投降するよう初めて公の場で呼びかけました。

朴槿恵大統領:「北朝鮮国民が希望と新しい人生を見つけることができるよう、我々は門戸を開く。韓国の自由社会へ飛び込んでくることを歓迎する。」

韓国メディアが10月5日に報じたところによると、駐北京北朝鮮公館の高官2人が家族もろとも逃亡し、そのうち1家族はすでに韓国の首都ソウルへたどり着いたといいます。韓国統一部は同6日、今年に入って北朝鮮のエリート層の亡命が相次いでいると述べ、金正恩政権内に亀裂が生じている証だと指摘しました。

政治評論家・陳破空氏:「朴大統領がこのような呼びかけをしたことで、北朝鮮の国民や高官は亡命する勇気を増している。そして金正恩政権の崩壊を加速化させている。」

CNN:「韓国側は、もしも核兵器による脅威を受けたら直ちに金正恩を暗殺する手はずをすでに整えています。」

韓国国防省は今年9月、緊急事態が発生した場合には金正恩の暗殺計画を発動すると宣言しています。北朝鮮が再び6回目の核実験を発動したら、米中韓の3カ国がどのように対処するか、注目されています。

新唐人テレビがお伝えしました。

(翻訳/白白 ナレーター/淳萌 映像編集/李)