山東省の化学工場で爆発事故 当局発表の死傷者数に疑問

【新唐人2017年6月8日】
中国山東省臨沂市の化学工場で5日未明に発生した爆発事故による被害者は少なくとも死者8人、負傷者9人に上ると当局が発表しました。死者は全員工場の従業員だといいます。しかし近隣住民によると、爆発当時工場には70人は勤務しており、被害者はもっと多いとの声が上がっています。

住民:「早く逃げて!早く逃げて!」

5日未明1時過ぎ、山東省臨沂市の臨港経済開発区にある金誉化学工場で突然爆発が起こり、大きな火の手が上がりました。目撃者によれば、10キロ以上離れた場所でも爆発の振動を感じたといいます。

住民:「近すぎるよ。大丈夫だろうか。ああまた爆発した。」

香港メディアが取材した目撃者の証言によれば、8回の爆発音が聞こえ、付近の民家にまで被害が及んだといいます。

香港メディア:「火の勢いが近隣の民家にまで迫っています。多くの市民が逃げています。」

朝の10時過ぎにやっと鎮火され、当局は最初、死者1名、負傷者6名、行方不明者7名と発表し、翌日には行方不明者の7名全員が死亡していたとして、死者8名、負傷者9名、死者は全員工場の従業員であると発表しました。しかし現地の住民は、死傷者の数はもっと多いはずと述べています。


住民:「工場の荷下ろし場で爆発が起こった後、7〜8回爆発があった。火の手が高く上がり、爆発音も大きかった。どれくらいの死傷者がいるのか知らないが、夜勤していた従業員の多くがまだ工場内にいると聞いている。従業員の家族である友人は工場の入り口で家族が出てくるのを待っている。」

近隣住民によると、爆発当時、工場には70人以上が夜勤で出勤していましたが、避難してきた人は少なく、病院も死傷者の数を発表することを禁じているといいます。事故の原因はおそらく液化石油ガス積載車がガスを荷下ろしする際に爆発し、それが工場内のガスに引火して大爆発を招いたであろうと見られます。工場の責任者に対する捜査が行われていますが、爆発事故が付近の環境に及ぼす汚染や死傷者の詳しい状況については何ら説明がありません。

新唐人テレビがお伝えしました。               

(翻訳/白白 映像編集/李)