中国武装警察でも腐敗が横行 元隊員が証言

【新唐人2017年6月22日】
中国当局は先週、武装警察部隊の大幅な人事異動を行い、12の省・区の責任者を含む19人の将官が免職となりました。当局の反腐敗運動が武装警察にまで及んだと海外メディアは分析しており、武装警察北京総隊の元士官は、武装警察内部では腐敗が蔓延していると述べました。

北京武装警察総隊は正軍級の「内衛部隊」で、北京で重要会議が行われたり突発的な事件が発生した場合に治安維持に当たります。

元武装警察北京総隊士官 邵長勇氏:「1995年には武装警察総隊の招待所で風俗サービスが提供されていたことが露呈しました。翌年には北京総隊に所属する張金龍が人民大会常務委員会副委員長の李沛瑶を殺害する事件も起こりました。張は前科者でしたが、家族が賄賂を贈って部隊に就職させたのです。部隊は腐敗により紀律が取れていませんでした。それからまたすぐに北京総隊の副司令官が自殺しました。こうした事件のすべては腐敗が原因です。北京総隊といえば『国家の心臓を守る』部隊で、装備も一番整っており管理も一番厳しい部隊ですが、この有様です。」

武装警察は1982年に設立され、内衛部隊、専門職務、公安現役部隊に大別されます。1989年の天安門事件で正規軍で市民を弾圧し国際社会から非難されたため、治安維持関係の任務は武装警察が担うこととなりました。

下級士官は武装警察では腐敗が蔓延していると指摘します。

元武装警察北京総隊士官 邵長勇氏:「上司の話では、将軍になるには300万元いるそうです。その金額も変動しますが、相場は決まっています。入隊するのに賄賂、その後は条件のいい部隊に入るため、共産党に入党するため、休暇や退役して実家に戻るにも賄賂が必要です。」

隊員にとって誰に賄賂を贈るかは政治的な賭けに等しいと邵氏は言います。過去十数年間、武装警察の幹部は江沢民派に追随し、法輪功への迫害を実行して昇級してきたとの調査報告があります。武装警察病院では臓器狩りが行われていました。

2016年からは軍隊や武装警察内部での有償任務は禁止され、元武装警察司令官ら多くの幹部が失脚しました。これは反腐敗運動のみならず、江沢民派勢力への粛正だと見られています。

新唐人テレビがお伝えしました。                

(翻訳/白白 映像編集/李)