就職のため整形する大学生が激増

【新唐人2017年6月29日】
現在中国では400万人以上の学生が美容整形手術を受けていると美容整形業者が話しています。プチ整形は中国ではもはや珍しくはなく、就職活動に備えて卒業前に美容整形手術を行うのは当たり前の光景と化しています。

卒業を控えた中国の大学生の間では、良い就職口を見つけるために、学歴プラスアルファとして、美容整形が流行っています。

今年中国の大学を卒業する若者は過去最多の765万人に達し、これに帰国する海外留学組が30万人加わります。

中国経済の失速で市場が縮小され、大学生は就職難民になる危険に直面しています。

そのため、美容整形で一歩差をつけるのが流行っています。

フリージャーナリスト 朱欣欣氏:「美容整形をするのは個人の権利ですが、就職のために多くの人がするなら、この社会がいかに外見重視かを表し、私たちは考える必要があります。」

中国メディアは、プチ整形は卒業の時期に大流行すると報じています。

美容整形外科病院によると、夏休みに学生が整形手術を受けるケースは200%以上増加していると言います。

天津の病院の美容整形外科では「大学生就職活動整形コース」を設置しています。

中国整形美容協会副会長の汪永安氏によると、中国で美容整形手術を受けた800万人以上の患者の半分が学生だといいます。

最近美容整形手術を受けた学生は、条件が同じ2人の求職者のうち外見の良い者が採用されやすいと話します。

遼寧大学 古先生:「経済が悪化しており、大学もきちんと学生を養成していない。とくに親に甘やかされた一人っ子には(整形の)傾向が強いです。学校の管理不足や腐敗した社会による影響です。」

広州中山大学社会学部講師 李業興氏:「今は誰も彼もが大学に行きます。大量入学の末、学んだ専門科目や培った能力が市場の要求に合わず、多くの学生が焦っています。多額の学費を納めて勉強したにも拘らず、見返りがこれほどまで少ないうえに仕事は見つかりません。」

美容整形を受けるケースは年々若年化しており、多くの高校生も美容整形を受けているといいます。

フリージャーナリスト 朱欣欣氏:「教育の問題です。中国の教育は詰め込み教育で、子供の独立した自由な発想を引き出すことができません。中国の教育は遅れていて、子供たちは自発的に勉強をし続けることはない。だから卒業イコール失業となるのです。」

また、中国では役人や金持ちの子弟が就職の機会や資源のほとんどを独占しており、不公平な競争システムです。親の縁故に頼れない若者は、自分の顔に頼らなければ、出世できないのです。

新唐人テレビがお伝えしました。               

(翻訳/白白 ナレーター/佐藤 映像編集/李)