抑圧強化 中国・新疆住民に携帯やUSBメモリ等の登録を要求

【新唐人2017年7月3日】
新疆ウイグル自治区烏魯木斉(うるむち)市沙依巴克(さいばぐ)区宝山コミュニティーは住民と企業に対し、8月1日前に身分証、携帯電話、USBメモリ、ポータブルハードディスク、ノートパソコンおよびメモリーカードなどをコミュニティーの管理部門に持参し、登録と検査を受けるよう要求し、期限に遅れた者は責任を追及すると通達しました。

6月28日、ウイグル族コミュニティーの職員が自由アジア放送に対し、この情報について証言しました。職員は、検査は全市で行われており、全て上級部門の要求であると言いました。

烏魯木斉市民王さん:「これは安定維持の意図がありますが、少しやり過ぎです。我々が知っているのはこれだけです。でもまだ実施されていません。」

フリーライターの張建平(ちょう けんへい)さんは、これは2009年の「七五事件(ウイグル騒乱)」の8周年の日が近いことに関係があると分析しています。

フリーライター張建平さん:「つまり党の天下で、党は立派な口実で受け入れさせるのです。なぜなら新疆でよくある事件、 
新疆を含む漢民族地区で暴力(じけん)が発生するからです。我々はこれを否定しません。しかし問題はこの規定が人の私有財産の権利を侵している事です。」

張建平さんは、民間人に対する暴力は当然厳しく糾弾されるべきであるが、この規定はウイグル人に更に大きな不満を巻き起こすだけで、新疆に理想や思想を持つ反体制者を対象としていると指摘しています。

中央民族大学 哲学宗教学系 趙士林 教授:「柔軟性のない弾圧は現代社会において、すでに文明の原則に適合していません。同時に安定維持の目的に到達できません。やはり上手く扱い他人を尊重し、他人の文化を尊重し、他人の経済と政治権利を尊重すべきです。この様に出来てやっと向心力が生まれ、本当の民族団結が生まれるのです。」

張建平さんは、再びこのような弾圧が行われれば、さらにウイグル人と政府の関係が激化するだけで、当局は過去の民族政策を反省すべきであると述べています。

新唐人テレビがお伝えしました。              

(翻訳/赤平 ナレーター/佐藤 映像編集/李)