吉林省ダム放水で多数死亡 事前通知なく

【新唐人2017年7月23日】
7月13日、吉林(きつりん)省の一部地域では大雨が降りました。警報が出されずダムの放水が行われたため、多くの行方不明者や死者が出ていると伝えられています。

13日から吉林省の一部の県市では大雨や暴雨となり、一部の地区が洪水に見舞われました。この中で永吉(えいきち)県の被害が大きく、同県の温徳(おんとく)河では過去最高水位の洪水が発生しました。住民の話によると事前にダム放水の通知が出されなかったため、多くの人が死亡したそうです。

永吉県口前鎮 姜さん:「多くの人が見つかっていません。既に多くの人の死亡も確認されています。ダム放水の多くは通知してもらえません。水かさは数十メートルでした。今家の中がめちゃくちゃで、とても慌てています。」

口前(こうぜん)鎮の住民によると、7年前の放水でも同じように多くの人が押し流され、未だに行方不明だそうです。

永吉県口前鎮 斉さん:「当時水が来たのは本当に急で、酷いものでした。家財は全て押し流され、車も流され破壊されました。政府があれほどたくさん報じるなら、我々も黙っていません。数は集計する術がありません。非常に非常に多いと言えるだけです。現在親族を探す人が非常に多いからです。川の堤防に沿って探した時、行方不明者が非常にたくさんいました。」

あるネットユーザーは、永吉県政府に対し、なぜ暴雨が来たときダムの放水をするのか、なぜ雨季の前に放水できないのか?7.28(2010年の水害)の後、国は数億元を治水プロジェクトに配分したが、多くの資金は水に乗って流れて行ってしまったのか?など問いかけています。

吉林市民 彭さん:「永吉県は特に酷いです。政府の報道は誰も信用していません。それだけでなく、現在あの地区は封鎖され入れません。数年前にも水害がありました。最初の水害で河川は崩れており、このインフラ修繕は腐敗していたので、まともに建設されませんでした。」

2010年7月28日、吉林省では連日の暴雨のため、多くのダムで通知なく放水を行ったうえ、さらにダムが決壊。口前鎮では千人以上が死亡したが、政府は嘘の死傷者数を伝えているとネットでは伝えられています。

新唐人テレビがお伝えしました。               

(翻訳/赤平 映像編集/李)