中国トップ女優・范冰冰に囁かれる「習近平側近の愛人」疑惑

中国トップ女優・范冰冰に囁かれる「習近平側近の愛人」疑惑

どこに行ったのか(EPA=時事)

『X-MEN』シリーズなどのハリウッド映画にも出演する中国のトップ女優、ファン・ビンビン(范冰冰)が6月以降、消息不明となっている。米ニューヨーク・タイムズなどで取り上げられ、世界的なニュースとなっている。巨額の脱税疑惑で中国当局に拘束されているとの見方がもっぱらだが、彼女はもう一つ別の問題を抱えていた。

 習近平・国家主席の側近である王岐山・副主席への性接待疑惑が取り沙汰されていたのだ。

「昨年7月、ファンが習近平の反腐敗キャンペーンの陣頭指揮を執っていた王岐山の愛人だったというスキャンダルが浮上しました。暴露したのは汚職疑惑で米国に逃亡した国際指名手配中の実業家・郭文貴で、ファンは事実無根として抗議声明を出し、郭を告訴しています」(中国特派員)

 郭文貴はこのほかにも王岐山に対する真偽不明の暴露工作を繰り返し、“中国共産党が最も恐れる男”と呼ばれる人物だ。郭との接触に成功したジャーナリストの山久辺参一氏が語る。

「昨年末、郭に性接待疑惑について聞いたところ、“私は2人の証拠動画を持っているが、ファンは被害者であり、彼女を傷つけるには忍びない”と言っていました。郭サイドによると、告訴についてはファン側から和解の申し出があったそうです。その半年後にファンが失踪したのは何らかの関連性があるのか。中国ウォッチャーの間では、今この時期に王岐山のスキャンダルが表沙汰になることを当局側が恐れて、ファンの身を隠しているのではないかとの指摘も出ています」

 王岐山は8月31日に自民党の二階俊博幹事長、9月25日には創価学会の原田稔会長に相次いで面会しており、安倍首相の10月訪中計画における最重要キーパーソンと目されている。

 中国では大女優の銭ゲバぶりが次々と報じられているが、目を向けるべきは本当にそこだけなのか。

※週刊ポスト2018年10月12・19日号

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