ワイキキビーチが冠水の恐れ、ハワイを襲うキングタイド

『大潮』キングタイドがハワイを襲いワイキキビーチ沿いは冠水 今月23日にも注意

記事まとめ

  • 吉川ひなの、長谷川潤、つんく♂、梨花など子供と一緒にハワイ移住する芸能人が増加
  • キングタイドという大潮の影響でワイキキビーチは冠水、洪水の危機にさらされている
  • 6月23日、7月21日頃にも再びキングタイドが発生するといい注意が必要だという

ワイキキビーチが冠水の恐れ、ハワイを襲うキングタイド

ワイキキビーチが冠水の恐れ、ハワイを襲うキングタイド

梨花も住むハワイが洪水の危機に?

 吉川ひなの(37才)、長谷川潤(30才)、つんく♂(48才)…昨今、子供と一緒にハワイ移住する芸能人が増えている。2015年秋から、夫を日本に残して長男(5才)とハワイ暮らしをしている梨花(44才)は、長男の小学校進学のため引っ越しの準備真っ只中──。そんな常夏の島、ハワイが大洪水の危機にさらされている。

 5月25日(現地時間)、ワイキキビーチ沿いでは、砂浜とホテルの建物との境に砂袋が積まれたり、海辺の売店に板が打ち付けられたりなど、いつもの陽気な雰囲気とは違った光景が広がった。

「珍しく大雨が続いていたこともあったんですけど、波がすごくて、ワイキキビーチの砂が流れ込んできたホテルもあったみたいですよ。ワイキキビーチにほど近いカラカウア通りも、川みたいになっちゃって…」(ハワイ在住ライター)

 原因はキングタイド――これは極端に大きな潮の満ち引き「大潮」の影響だ。日本でもYahoo!トピックスに記事があがるなど、大きな注目を集めた。気象予報士の崎濱綾子さんはこう説明する。

「キングタイドは、月と太陽と地球が一直線に並ぶときに発生します。年に1回くらい起きるのですが、低気圧の影響など海面に何か変動がある場合に、例年より潮位が上がることがあります。

 今回のハワイの潮位は、5月26日の予想が76cmに対して94cm、翌27日が88cmと記録されていました。これは岸壁を乗り越えていくほどの高さ。大きな人的被害などはなかったようですが、市街地に海水が流れ込み、車のタイヤが海水に浸かったり、花火大会が中止になったとの報告がありました」

 天気予報に関心が高い日本なら、朝からずっと注意報が流れているはずで、梨花ら子育て移住組にしてみれば、「ゲッ!」という状況だったに違いないだろう。しかし現地では、大慌てする人はほとんどいなかった様子…。前出のライターが言う。

「ハワイは排水システムが弱くて、ハリケーンや大雨のたびに道路が冠水するので、“洪水”には慣れっこになっています(苦笑)。加えてもともとののんびりした気質もありますし、移住組もそういった環境になじんでしまったのでは?」

 しかし油断大敵だ。温暖化により、世界的に海面上昇が問題となっているなか、キングタイドによる被害が、想定外に大きくなる可能性が否定できないからだ。ちなみにハワイ大学の海洋学者によると、6月23日、7月21日頃にも再びキングタイドが発生するという。

 月と太陽と地球が一直線に並んだときに潮位が高くなるので、もちろん日本でも注意が必要だ。前出・崎濱さんが続ける。

「今年は気象庁が5月23日に『大潮による高い潮位に関する全般潮位情報』を出しました。大潮の時期は潮位が高くなるため東北北部の太平洋側から九州にかけて浸水や冠水に注意が必要です。過去には東京のお台場付近で満潮時に潮位が高くなり、陸地まで海水が押し寄せたことがあります。沖縄では毎年夏頃、満潮時に海水が押し寄せる公園があり、観光客を驚かせています。いずれもゲリラ的に起きるものではなく、事前に気象庁などが予測しているので、例えば車の停車位置を確認しておくなど、ある程度対策はとりやすいと思います」

 備えあれば憂いなし!

※女性セブン2017年6月15日号

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