アルゼンチンの丸ノ内線ほか「世界で現役、日本の中古鉄道」

アルゼンチンの丸ノ内線ほか「世界で現役、日本の中古鉄道」

1957〜96年まで丸ノ内線で運行されていた

 遠く離れた異国の地で、見慣れた車両が“第2の人生”を送っている。いずれの列車も日本で役目を終えた後、海外に居場所を得て多くの人々の生活を支える、今も現役で走り続ける“勇姿”を、世界各国の鉄道を巡る写真家・白川淳氏が撮った。

(アルゼンチン)
 1957~1996年に運行されていた元営団地下鉄丸ノ内線500形。赤い塗装に白帯とサインウェーブが郷愁を誘う。ブエノスアイレスのエチェヴェリア駅にて。2016年6月28日撮影。

(ミャンマー)
 ヤンゴン環状線インセイン駅に停車する元JR東海のキハ11形気動車。日本では紀勢本線(三重)、高山本線(岐阜)などで使われていた。ミャンマーでは誰もが線路を歩いて横断する。2016年11月25日撮影。

(マレーシア)
 名鉄特急「北アルプス」、会津鉄道「AIZUマウントエクスプレス」として2010年まで運行されていたキハ8500系。現在はサバ州立鉄道で運行されている。2017年2月25日撮影。

(タイ)
 太平洋戦争中にタイに持ち込まれたC56形蒸気機関車。現在も2両が動態保存され、祭りなどの際に映画『戦場にかける橋』(1957年)の舞台となった泰緬鉄道を走る。2016年12月5日撮影。

(フィリピン)
 日本で国鉄から関東鉄道が譲り受け運行していた車両(旧キハ30系)を、2015年にフィリピン国鉄が引き継いだ。ルソン島南部・マヨン火山を背に走る。2017年3月1日撮影。

■写真/白川淳 ■取材・文/戸田梨恵

※週刊ポスト2018年3月23・30日号

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