中朝ファーストレディのファッション注目され検索禁止用語化

中朝ファーストレディのファッション注目され検索禁止用語化

華やかなファッションで「検索禁止」に(朝鮮通信=時事)

 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が自ら言っているように、3月下旬に北京で行われた中朝首脳会談は「電撃的」で、世界中を驚かせた。また、金氏が妻の李雪主夫人を伴って北京を訪問したことにも注目が集まり、香港や中国国内のネット上で李夫人のファッションが大きな話題を呼んだ。

 ネット上では、習近平国家主席夫人の彭麗媛さんと李夫人について中朝両国のファーストレディのファッション論議が活発化した。

 このため、中国当局が北朝鮮側の反応を意識し、中国のインターネット上では「李雪主」は検索禁止用語になってしまっていたという。香港の英字紙「サウスチャイナ・モーニング・ポスト」が報じた。

 中国国営新華社通信社は金氏ら一行が3泊4日の北京滞在中、習夫妻らとの記念撮影などで、3着の洋服を着替えて現れた李夫人の写真を配信した。

 李夫人のファッションは主にツーピースのスーツで、ジャケットとミニスカートの組み合わせが基本。

 それに対して、彭夫人は主にチャイナドレスを基本とするワンピース姿で、白地に黒の花柄のドレスは今回の中朝首脳会談に合わせて新調したとみられ、かなり派手な印象を与えるドレスだった。彭夫人は2013年7月発行の米国の月刊誌「バニティ・フェア」で、歌手のビヨンセさんや英国のキャサリン妃らとともに「世界のベストドレッサーリスト」に選ばれており、彼女のファッションセンスは洗練されているとの声も出ている。

 しかし、ネット上では「彭麗媛さんの方が、李夫人に比べて、はるかに派手なドレスだったが、李雪主さんの方が若くて初々しくて、美しかった。李さんは強い印象を残した」との声も出ていた。

 また、金氏の特使として2月に韓国を訪問し、文在寅韓国大統領と会談した金氏の妹、金与正(キム・ヨジョン)朝鮮労働党副部長と李夫人を比較して、「金与正氏はビジネススーツ姿だったせいか、李夫人の方が華やかな印象を与えており、李夫人の方が洗練されているようだ」との声も書き込まれている。

 香港のファッションデザイナー、ウィリアム・タン・タットチー氏は「李夫人のファッションは、それほど保守的ではないものの、香港などからみると、あか抜けず、野暮ったいとの印象を受けるが、全体的には色彩の配色を見ると、さわやかな印象を残したといえる」と指摘している。

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