不倫男が女性を殺した事件、ネイルで被害者特定し解決

不倫男が女性を殺した事件、ネイルで被害者特定し解決

ネイルの模様で事件が解決

 中国浙江省の東北部に位置するひなびた観光都市として知られる嘉興市で3月下旬、川の中に浮かんでいる女性の遺体が発見され、警察により殺人事件と断定された。遺体はすでに腐乱が進んでいるなか、犯人逮捕の決め手は被害女性の特徴のあるネイルの模様だったことが分かった。浙江省の地元のインターネットニュースサイトが報じた。

 遺体が発見されたのは、市内全域を網羅する運河網の一部で、隋代に建設されたこの運河は、嘉興市の観光の目玉となっている。観光用の多数の船が行き交うにぎやかな川岸だった。

 ところが、女性の遺体は腐乱が激しく、身元を確認するような特徴はほとんどなくなっていたが、警察が注目したのは左手の親指に残されていた赤地のなかに金や銀、青などの小さな丸い点をいくつもあしらったネイル模様だった。

 捜査員はこのネイルは非常に特徴があることから、市内のネイルサロンを片っ端から回って、この女性のネイル模様を撮影した写真を店員らに見せたところ、このネイル模様は同市内の西端にあるネイルサロンのものであることが分かった。

 捜査員は被害女性がこの付近在住であると見当をつけて、捜査を集中。女性が身に着けていた絹製のジャンパーから、このジャンパーを売っている店や工場を探し出して、このジャンパーを作っている工場を割り出した。

 工場の従業員から、この特徴のあるネイル模様の写真を見せて、女性の身元を探ると、彼女と付き合っていた男が、工場に勤務していたことが判明。警察が男に事情を聞いたところ、犯行を自供。男は妻帯者で、被害女性から結婚を迫られて、ケンカとなり、カッとなって、首を絞めて殺したという。

 男は「ここから4km先の河の下流から遺体を投げ捨てた。かなり遠くだったので、絶対に身元は分からないと思っていた。まさか、ネイルの模様からバレるなんて、考えもしなかった」と供述しているという。

関連記事(外部サイト)