「太りすぎ」とランニングマシンを走らされた6歳男児が死亡、父親を逮捕 転んで体を強く打っていた

「太りすぎ」とランニングマシンを走らされた6歳男児が死亡、父親を逮捕 転んで体を強く打っていた

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夏に向けてシェイプアップをめざす人も少なくない。海外では幼いわが子にも、シェイプアップを強要する親がいるようだ。

 アメリカ・ニュージャージー州で、ランニングマシンに息子を無理やり乗せて虐待死させた疑いで、父親の男が逮捕されたと海外ニュースサイト『The Sun』『Crime Online』が3月11日までに報じた。

 報道によると2021年4月1日、同州在住の29歳男が、当時6歳の息子(以下男児)を病院に連れて来たという。男児は意識が混濁している状態で、体中あざだらけだったそうだ。翌日、男児の容体が急変し、病院で死亡した。父親の男は、男児を病院に引き渡した後、州外へ逃亡したという。

 病院は警察に通報。男から連絡を受けた男児の母親(年齢不明)も、病院に駆けつけたという。男と母親の婚姻関係は不明だが、2人は別居している。男児は2人の間を行き来しており、事件当日は、男が男児の面倒をみていたそうだ。母親によると、男児は男と過ごした後、体にあざができていることが多かったそうだ。母親は男の虐待を疑い、事件発生の約1年前に児童相談所に相談していたという。

 母親は事件発生の前日にも、男児を病院に連れて行っている。男児を診察した医師によると、男児は体のあざについて「ランニングマシンで走らされ、転んで体を打った」と説明していたという。男児は母親にも、「太りすぎだから早く走らなくてはいけない、と父親に言われた」と話していたという。

 捜査関係者は、男の住むアパート併設のフィットネスジムへ。監視カメラの映像を確認したところ、3月20日にランニングマシン上で走っている男児の姿が捉えられていた。横には男がいて、男児が走っていると、マシンの速度を上げる男の様子が確認できる。男児は速度についていけず、転んで体を地面に打ち付けていた。男は男児を抱き上げて、マシンに乗せて、何度も繰り返し走らせていたそうだ。警察は、このときのケガが原因で男児が死亡したとみて、男を指名手配した。

 男は、事件発生から3カ月後の7月、自宅に戻ったところを警察に逮捕された。男は容疑を否認し、一旦は証拠不十分で釈放されていた。しかし2022年3月2日、男児の死因が判明。司法解剖の結果、男児は敗血症性ショックを起こしていたことが分かった。

 男児は、胸や腹に受けた外傷が原因で、全身に炎症ができて敗血症を起こしていた。結果を受けて警察はランニングマシンで男児を虐待死させたとして、第一級殺人罪で男を再逮捕、起訴した。有罪となれば、終身刑の可能性もある。なお、男は容疑を否認しているという。

 このニュースが世界に広がると、ネット上では、「ひどい父親だ。6歳児は痩せる必要ない」「男児は太っていない。モデル体型を求めていたのか?最低な親だ」「幼い子どもにランニングマシンは危険。周囲の大人は誰も止めなかったのか」「ランニングマシンを使ったDV」「ダイエットさせるにしても他に方法がある。殺意はあるな」「児童相談所は何もしない。どこの国も一緒」「虐待に気付いているのに父親に預けるのか? 母親にも問題がありそう」といった声が上がった。

 幼いわが子をランニングマシンに乗せ、転ばせ続けるなど、マシンを使った虐待だろう。結果、死なせてしまった男には、重い判決が予想される。

記事内の引用について
HORRIFIC 'ABUSE' Dad charged with murder after son’s death after he was ‘filmed forcing boy, 6, to run on treadmill for “being too fat”‘(The Sun)より
https://www.the-sun.com/news/4870824/dad-charged-with-murder-after-sons-death-new-jersey/
BREAKING: Dad Who Sped Up Treadmill – Making Slain Son Fall & Calling Him ‘Fat’- Has Been Charged with Murder (Crime Online)より
https://www.crimeonline.com/2022/03/09/breaking-dad-who-sped-up-treadmill-making-slain-son-fall-calling-him-fat-has-been-charged-with-murder-police/

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