腰痛が治らず怒り、患者の男が病院で銃乱射 スタッフ5名死傷、男に終身刑判決

腰痛が治らず怒り、患者の男が病院で銃乱射 スタッフ5名死傷、男に終身刑判決

画像はイメージです

腰痛は完治が難しく、長年悩む人も少なくない。海外では望む薬をくれない病院を恨んだ人物がとんでもない事件を起こしている。

 アメリカ・ミネソタ州の病院で、銃を乱射して病院関係者らを死傷させたとして起訴されていた男の裁判が開かれ、裁判所が男に終身刑を言い渡したと、海外ニュースサイト『FOX 9』『KNSI Radio』などが6月17日までに報じた。

 報道によると2021年2月9日、同州バッファローのとある病院に、当時67歳の男が現れたそうだ。受付エリアで女性が「どうしましたか?」と尋ねたところ、男は持っていた銃を抜いて、女性を撃ったという。さらに手製のパイプ爆弾を爆発させた。男は病院スタッフを狙い、次々に銃を発射。5人目の女性スタッフを撃ったところで、男は警察に自ら通報し「自首する」と伝えたそうだ。

 警察が駆け付けると、男は入り口の通路におり、両手を挙げて無抵抗を示した。警察は男を逮捕した。銃で撃たれたのは計5名で、医療アシスタントの37歳女性が死亡、残りの4名は背中や足を撃たれ重傷だが、命に別状はないという。

 捜査関係者によると、男は同病院の患者だ。男は長年腰痛を患っており、同州内の病院を渡り歩いていた。同病院でも治療を受けていたようだが、治療方針をめぐりトラブルとなっていたという。医師は男が鎮痛剤を乱用していると考え、鎮痛剤の処方を止める判断をしたそうだ。本件は男が病院を恨んでの犯行とみられるが、撃たれた5名のスタッフに男との関わりは全くなかったと伝えられている。男は2018年10月、同病院の男性医師を脅すなどして、医師や同病院から接近禁止を言い渡されていたとの報道もあった。

 殺人罪で起訴された男の裁判が始まり、男は自ら証言台に立った。男は、1977年に職場で腰を痛めてから、40年以上腰痛に悩まされていたと主張。同病院に通院していたが、担当の医師から鎮痛剤の処方を止めるといわれて動揺したそうだ。男は、「殺すつもりはなかった。お尻を撃って、腰痛の痛みを分からせたかったが、1人目を撃ったときに、コントロールできなくなった」と弁解した。

 6月17日に開かれた裁判では、第一級殺人罪など、複数の罪で男に終身刑が言い渡されたという。判決を受けて、男が控訴するかは報じられていない。

 このニュースが世界に広がるとネット上では「気に入らないことがあれば銃乱射。世の中狂っている」「鎮痛剤の取りすぎで、頭がやられてしまったのか」「腰痛の治療じゃなくて、メンタルの治療が必要だったらしい」「また薬物依存者の犯罪か。医者もこんな男、さっさと精神病院に入院させていれば」「受付スタッフは、明らかに男の治療とは関係ない。かわいそうに」「医者が男に冷たい対応したのかな」といった声が上がった。

 誰でも痛みから解放されたいと願うものだが、鎮痛剤を処方してくれないからといって、病院スタッフを銃で撃つなど言語道断だ。男が生きて刑務所から出られることはないだろう。

記事内の引用について
Gregory Ulrich sentenced to life in prison for Buffalo Crossroads Clinic shooting(FOX 9)より
https://www.fox9.com/news/gregory-ulrich-sentencing-buffalo-allina-clinic-shooting
Buffalo Clinic Shooter Sentenced to Life in Prison Without Parole(KNSI Radio)より
https://knsiradio.com/2022/06/17/buffalo-clinic-shooter-sentenced-to-life-in-prison-without-parole/
Sheriff: Blame for Minnesota clinic attack lies with shooter(AP NEWS)より
https://apnews.com/article/gregory-paul-ulrich-bombs-minnesota-2db66110b0a2c73afe592a635db6f472

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