カタルーニャ独立大規模集会、スペイン政府は対話拒否

スペイン北東部のカタルーニャ州各地で独立求め大規模集会、スペイン政府は対話拒否

記事まとめ

  • スペイン北東部カタルーニャ州各地でスペインからの独立を求める大規模集会が開かれた
  • 9月11日はカタルーニャ国民の日に当たり、数万人規模の群衆が分離独立を訴えた
  • スペイン政府は自治権拡大を拒否しており、州政府との対話を拒否し続けている

カタルーニャ独立大規模集会、スペイン政府は対話拒否

 スペイン北東部、地中海に面するカタルーニャ州各地で9月11日、スペインからの独立を求める大規模集会が開かれた。カタルーニャ国民の日に当たるこの日、州都バルセロナをはじめ4つの都市で、数万人規模の群衆が黄色い州旗を振ってスペイン政府からの分離独立を訴えた。
 警察発表によれば、バルセルナだけで54万人が集会に参加した。独立気運の高まりを受けた地方議会は、2017年に新政府を樹立する計画を、政治空白が続くこのタイミングでスペイン政府に提出するとしている。
 スペインでは昨年12月と今年6月に行われた総選挙にもかかわらず、政治空白は8か月も続いているが、その大きな原因がカタルーニャの独立を巡る不毛な論争だといわれている。ラホイ暫定政権は自治権拡大を拒否しており、憲法裁判所で独立の是非を争う構えを崩さず、州政府との対話を拒否し続けている。

(スペイン、バルセロナ、9月11日、取材・動画:ロイター、日本語翻訳:アフロ)