イスラム教ハッジ始まる、150万人超がメッカに巡礼

 世界150か国からおよそ130万人のイスラム教徒が、サウジアラビアの聖地メッカを目指す大巡礼(ハッジ)が始まった。ハッジはイスラム教5行の一つで、1400年前に預言者ムハンマドが辿った旅の再現といわれており、すべてのイスラム教徒は、生涯に最低一回はメッカ巡礼が義務付けられている。 
 男性の場合、2枚の縁縫いのない布でできた巡礼用衣服を着用し、女性は化粧を控え、全身を覆う服を着る。巡礼者は、イスラム教の聖なる神殿の一つであるカーバ大神殿の周りを7度歩いて回る。
 昨年は200万人超のムスリムが大巡礼のためメッカを訪れたが、大規模な将棋倒しの事故で2000人以上が圧死した。その内最多の400人を超える犠牲者を出したイランは、今年の巡礼を中止した。

(サウジアラビア、メッカ、9月12日、取材・動画:ロイター、日本語翻訳:アフロ)