コロンビア和平協定大詰め、革命軍妊婦兵士に光明

 南米コロンビア政府と和平協定締結を待つ「コロンビア革命軍」。
 52年間に及ぶ内戦終結に向けた交渉が続くなか、新しい生命の誕生を待ち望む1人の革命軍女性兵士がいる。
 コロンビア革命軍兵士タチアナさんだ。
 「6か月と2週間です。スキャンの結果、出産予定日は12月9日だそうです。今はとても満足で幸せですよ」
 ゲリラ運動に身を投じて19年、36歳のタチアナさんがいま望むは、普通の生活と息子の誕生だという。
 「2人目ですけど、この子が生まれるころには平和になっていて欲しいですね。
 だが、タチアナさんの連れ合いは、協定が破綻した時の備えにも怠りない。
 「政府が協定を遵守しなければ息子を置いて戦うでしょう」とオマルさんはいう。
 「子どもの将来は誰か責任ある人に託します。3人の子どもと奥さんを置いて革命に邁進したゲバラのようにね」
 9月23日に予定されている第10回和平会談の終了をを待って、協定は26日に正式に調印される手筈になっている。
 10月2日には和平協定承認のための国民投票が行われる。

(コロンビア、カルタヘナ、9月19日、取材・動画:ロイター、日本語翻訳:アフロ)