アレッポを巡る戦闘激化、停戦崩壊のシリア内戦

 米ロ仲介による2度目の停戦が事実上崩壊したシリアでは9月27日、シリア政府軍とこれを支援するイラン、イラク、レバノンの武装勢力が、北部アレッポをはじめとる各地の戦線で戦闘を再開した。
 反体制武装勢力制圧下のアレッポ東部には、25万人以上の民間人・非戦闘員がいると思われ、連日の空爆で数百人の市民が倒壊した建物の下敷きになって死亡したと報じられている。
 英国を拠点に活動するシリア人権監視団によると、アレッポに対して南北から挟撃するような形で前進する政府軍側は、反政府武装勢力の激しい抵抗に遭ってはいるが、市街地に迫っていると伝えられる。
 政府軍側はアレッポ市外に重機を展開しているが、これが総攻撃のための準備かどうかは、現時点では不明だ。

(シリア、アレッポ、9月27日、取材・動画:ロイター、日本語翻訳:アフロ)