ハーブに電気ショック、乾燥後も香味が保たれる秘密

 新鮮なハーブに電気ショックを与えると、乾燥してからも香味が保たれることがスウェーデンのルンド大学の研究で分かった。
 同大学のフェデリコ・ゴメス食品技術研究員の実験で、電気ショックを与えてから乾燥したバジルは、味も香りも新鮮なときと変わらないことが証明された。
 バジルは乾燥過程で、葉の気孔が自然に閉じるが、パルス電圧を与えると気孔が開いたままになる。この方法だと、これまでの半分の時間で葉を乾燥することが可能で、乾燥後も葉の香味が残ることを発見した。
 ゴメス研究員は、葉の気孔が開く程度の微弱電流を流すことで、気孔が開いた状態で乾燥すれば短時間でドライバーブができあがり、香味は普通に売っている乾燥ハーブより遥かによいと指摘。同研究員によれば、乾燥時間が短縮ことで、経費の削減にもなるということだ。

(スウェーデン、ルンド、5月28日、取材・動画:ロイター、日本語翻訳:アフロ)