台湾ドラゴンボートレース、起源は春秋戦国時代の中国

 台湾では毎年旧暦5月5日の端午の節句に合わせて、台北市内を流れる基隆河でドラゴンボートレースが開催される。全長500メートルのコースを、太鼓の音に合わせて力いっぱい櫂を漕ぐレースを見物人が両岸から熱い声援を送る。
 いまでは一種のスポーツイベントになっているドラゴンボートレースだが、ルーツは古い中国の民話に遡る。
 いまからおよそ2300年前、中国の春秋戦国時代に屈原という政治家がいた。陰謀により失脚した屈原が、汨羅川に入水自殺した日が5月5日だったことから、屈原を守ろうと人々が太鼓を叩いて魚を追い払い、屈原の遺体を魚が食べないようにちまきを川に投げ入れたというのが起源といわれている。

(台湾、台北、5月30日、取材・動画:ロイター、日本語翻訳:アフロ)