トランプ支持・反対、ポートランドで両派が集会

 人種絡みの殺人事件が1週間前に起きたばかりの米西海岸オレゴン州ポートランドで6月4日、トランプ大統領支持グループと反トランプ派が対立し、機動隊が出動するなど市内中心部は一時騒然となった。
 トランプ支持グループの演説会が開催された市庁舎近くの公園には、遥かに大人数の反トランプ派と野次馬も終結、互いに相手を罵り合うなど険悪なムードになったが、概ね平和的だった。
 黒服にマスクの反トランプ派は、「アンチ・ファシスト」の旗を振り、道路の反対側のトランプ支持グループを指差し「ナチ・ゴー・ホーム」と叫べば、親トランプ派も負けずと星条旗を掲げ「USA、USA」のシュプレヒコール。
 両グループの真ん中に入った機動隊が巧みに衝突を阻止したため、けが人はいなかったが、14人が身柄を拘束され、ナイフや棍棒などが押収された。
 ポートランドでは1週間前に通勤列車の中で、イスラム教徒の女性に暴言を吐いた男を止めに入った男性3人が刃物で刺され、2人が死亡するという事件が起きたばかりで、緊張が高まっていた。

(アメリカ、ポートランド、6月4日、取材・動画:ロイター、日本語翻訳:アフロ)