信号もLGBT仕上げ、ゲイ世界祭典開催のマドリード

 性的少数者LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)の世界の祭典「ワールドプライド」開催を間近に控えるスペインの首都マドリードで6月6日、市内の300か所の交通信号がLGBT仕様に取り替えられた。
 世界各地の国際都市で開催される5年に1度の祭典は、6月23日から7月2日まで、マドリードのゲイコミュニティーとして有名なチュエカ地区に世界中から数百万人を集めて開かれる。
 市内の横断歩道に設置された信号も、ワールドプライドに合わせて同性カップルのシルエットの赤信号と青信号に替えられ、祭典後もそのままだという。
 スペインは2005年、世界で3番目の国として同性婚を認めた。右翼グループの反対運動にもかかわらず、スペイン政府はそれ以降、LGBTの権利を保護する法律が議会を通過している。
 因みに、スペインで最初にゲイプライドが開催されたのは、同性愛を犯罪として処罰したフランコ独裁政権が倒れた2年後の1977年のことだという。

(スペイン、マドリード、6月6日、取材・動画:ロイター、日本語翻訳:アフロ)