カタール断交、ラクダにとっても思わぬ災難

カタール断交でラクダに災難

カタール断交、ラクダにとっても思わぬ災難

 湾岸諸国とカタールとの断交で、サウジアラビアの砂漠に取り残されていた数百頭のラクダが6月20日、国境を越えてカタールの所有者の下に戻った。
 ラクダが埃を巻き上げて国境を越えると、カタール側で待機していた所有者がそれぞれの「身元」を確認。国境通過には「非公式な取り引き」が効果的だと所有者が教ええくれた。
 サウジアラビアなどの湾岸諸国は6月5日、「テロリストを支援している」としてカタールと断交。その結果、国境が閉鎖され、サウジ側の砂漠で放牧されていた数千頭のラクダが餌も水も与えられないまま、2週間近く国境を越えられない状況が続いていた。
 冬の間、カタールの所有者はラクダをサウジアラビア東部の砂漠に放牧して、そこで昔ながらの習慣に従って競争用やコンテスト用の訓練を行う。中東一帯のベドウィンにとっての共通文化がラクダというわけだ。

(サウジアラビア・カタール国境、6月20日、取材・動画:ロイター、日本語翻訳:アフロ)