サウジ、ムハンマド副皇太子が皇太子に昇格

 サウジアラビアのサルマン国王は21日、息子のムハンマド・ビン・サルマン副皇太子兼国防相(31)を皇太子に昇格させた。これにより、同氏は王位継承第1位となり、強大な実権を手中に収めることになる。
 国王のおいであるムハンマド・ビン・ナエフ皇太子は、全職務を解任される。同氏は長年にわたりサウジのテロ対策を統括してきた。同氏が兼任していた副首相職は、ムハンマド新皇太子に移譲される。
 ムハンマド・ビン・サルマン氏の昇格は、王位継承を協議する「忠誠委員会」のメンバー34人のうち31人の賛成で承認された。
 同氏は、イエメンでの戦闘、エネルギー政策、サウジ経済の脱石油依存を目指す取り組みなどで指揮をとってきた。今後も国防相を兼任し、同国の石油・経済政策を担う。

(アラブ首長国連邦、ドバイ、6月21日、取材・動画:ロイター、日本語字幕翻訳:アフロ)