鶏卵から殺虫剤成分検出、オランダ企業幹部2人を拘束

 ヨーロッパで出荷された鶏の卵から殺虫剤の成分が検出された問題で、オランダとベルギーの合同捜査チームは、オランダの会社の幹部2人を拘束しました。
 この問題は、ヨーロッパの養鶏場から出荷された鶏の卵から殺虫剤の成分フィプロニルが検出されたものです。フィプロニルはペットのノミやダニの駆除剤として使われていますが、大量に使用すると人にも悪影響がでるとされ、EU(欧州連合)は、食用の家畜への使用を禁止しています。

 これまでに汚染された卵はEU内の15か国に加え、スイスや香港でも見つかっています。これらの大半はオランダ産とみられ、捜査を進めるオランダ・ベルギーの合同捜査チームは、オランダ企業の幹部2人を拘束し、殺虫剤が検出された経緯について調べを進めています。

 最大の出荷先とされるドイツには1000万個が輸出された可能性があり、スーパーなどで回収作業が進められています。ただ保健当局は、汚染された卵を大量に食べ続けない限り健康への影響はないとしています。(12日04:06)