北朝鮮から帰国のカナダ人牧師、拘束体験を語る

 おととし北朝鮮で拘束され、今月、病気を理由に解放されたカナダ人の牧師が、帰国後初めて公の場に姿を現し、冬、凍った地面に穴を掘るよう命じられたことなど拘束の実態を語りました。
 韓国系カナダ人の牧師、ヒョンス・リム氏は人道支援で訪れた北朝鮮で体制転覆を図ったとして、おととしから今月まで拘束されていました。13日、帰国後初めて地元のトロント郊外の教会を訪れたリム氏は、冬に凍った固い地面に穴を掘るよう命じられたことなど強制労働の実態について語りました。

 「一つの穴を掘るのに2日間、16時間がかかった。体重は90キロから2か月で67キロに減りました」(ヒョンス・リム牧師)

 北朝鮮はリム氏の釈放について、病気のためとしていますが、リム氏は健康状態について問題なかったと話しています。

Q.健康状態はいかがですか?
 「大丈夫、大丈夫」(ヒョンス・リム牧師)

 北朝鮮は今年6月にもアメリカ人大学生を解放しましたが、帰国時には意識がなく、その後死亡しています。(14日12:17)