米空母が5年ぶりに韓国寄港 核の脅威高まる北朝鮮をけん制

米空母が5年ぶりに韓国寄港 核の脅威高まる北朝鮮をけん制

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アメリカ海軍の原子力空母「ロナルド・レーガン」が、5年ぶりに韓国・釜山に寄港しました。核実験などへの懸念が強まる北朝鮮へのけん制とみられます。

記者
「スーパーホーネットや早期警戒機など様々な種類の軍用機が搭載されています」

韓国南部・釜山に入港したアメリカの空母「ロナルド・レーガン」。きょう、メディアに公開されました。

記者
「こちらナビゲーションブリッジですが、船の安全運航を管理してるということです」

アメリカ軍の空母が釜山の基地に立ち寄るのはおよそ5年ぶり。その目的についてアメリカ軍は。

米海軍 マイケル・ドネリー少将
「信頼できる戦闘力を確保するため、運用性を高めることが目的だ」

韓国の尹錫悦政権が今、力を入れているのが米韓同盟の強化。米韓合同軍事演習で実際に大規模な兵力を動員した野外機動訓練が、およそ4年ぶりに再開されるなど、アメリカとの軍事的な結びつきを再び強めています。

一方、米韓の連携強化に強く反発するのが北朝鮮です。

北朝鮮 金正恩 総書記
「絶対、核は放棄できない」

今月行われた最高人民会議で金正恩総書記は核を絶対に放棄しない考えを表明。核兵器の使用条件などを定めた法令が採択されました。

こうしたなか、北朝鮮北部では、きのう、マグニチュード2.9の地震が発生。核実験かと一時、緊張も走りましたが、韓国気象庁は「自然地震」との見方を示しています。

釜山を訪れているアメリカ海軍幹部は今回の訪問の意義を強調しました。

米海軍 マイケル・ドネリー少将
「空母打撃群が朝鮮半島周辺で作戦を遂行することは、どんな危険が生じようとも韓国を防御するという我々の強力な意志と献身を示すためだ」

その北朝鮮、新型コロナに打ち勝ったとしていましたが、最近、マスク姿の人が増えています。北朝鮮メディアは、WHO=世界保健機関などが秋から冬にかけて、新型コロナとインフルエンザの流行を憂慮していると指摘、「防疫専門家が10月からマスク着用を勧告している」としています。

これに対し、韓国では来週からは屋外の野球場やコンサート会場でのマスクの着用義務も解除されることが決まり、南北間の緊張が続く中でも社会は活気づくことになりそうです。

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