タイGDP、7〜9月は1.5%増 市場予測を下回る

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AIざっくり要約

  • タイの7-9月期のGDP成長率が1.5%増と市場予測を下回り、輸出の不振が原因だった。
  • 製造業輸出が4.0%減少するなど4四半期連続で輸出が振るわず、政府支出も4.9%減少した。
  • 今年の成長率見通しを2.5-3.0%から2.5%に下方修正する一方、2024年は2.7-3.7%の拡大が見込まれる。

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 タイ国家経済社会開発評議会(NESDC)は20日、今年7〜9月期(第3四半期)の国内総生産(GDP)は、前年同期比1.5%増加したと発表した。4〜8月期の1.8%から減速。輸出の不振から市場予測の2.2%を下回った。プラチャーチャート・トゥラキットが報じた。

カシコン銀行によると、4四半期連続で輸出が振るわず、前年同期比で3.1%減少した。製造業は同4.0%減。コロナ治療対策が終了した影響もあり、政府支出も同4.9%減少した。

今年1〜9月は前年同期比1.9%増。NESDCは今年の経済成長率を、当初の2.5〜3.0%から2.5%に下方修正した。政府投資は従来予測の2.0%増から0.8%減、輸出は2.0%減に修正。インフレ率は1.4%と予測している。

NESDCは、2024年のGDPが2.7〜3.7%拡大すると予測。インフレ率は1.7〜2.1%と見込んでいる。

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