ナワリヌイ氏が代表務める団体を「過激派組織」に認定…モスクワの裁判所

 【モスクワ=工藤武人】モスクワの裁判所は9日、刑務所に収監されているロシアの反政権運動指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏が代表を務める不正追及団体「反汚職基金」など計3団体を「過激派組織」に認定した。団体の弁護団がSNSで明らかにした。認定された団体は、ロシア国内での全ての活動が違法となり、メンバーは禁錮刑の対象となる。

 弁護団によると、裁判所は9日の審理で、「反汚職基金」や全国組織「ナワリヌイ本部」など3団体が、「民衆蜂起による革命も視野に法秩序の根幹を揺るがそうとしている」との検察側の主張を支持したという。審理は非公開だった。

 弁護団は裁判所の判断を不服として上訴する考えを示したが、プーチン政権側は、裁判所の判断を受け、ナワリヌイ氏の影響力排除を加速させるものとみられる。

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