マセラティ40台も購入「道路は穴ぼこだらけ」

 11月に開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の開催地となるパプアニューギニアの政府が、各国首脳ら要人の送迎用に高級車マセラティを40台購入し、国民から不満の声が噴出している。

 政府が購入したのは、高級セダン「マセラティ クアトロポルテ」。1台1200万円以上の高級車で、イタリアから特別機で空輸した。

 パプアニューギニアは財政難に苦しんでおり、公立学校教師の給与カットや、ワクチン不足による伝染病の流行など、国民生活に大きく響いている。

 豪オーストラリアン紙によると、政府は「APEC終了後に民間企業に売却する」として、財政負担は軽微だと説明している。同紙は「現地の道路は穴ぼこだらけ。最高時速200キロ超の能力を発揮するのは大変だろう」と皮肉った。(ジャカルタ支局 一言剛之)