イラン「隠蔽」否定…「大統領含め知らされず」

イランが撃墜の「隠蔽」否定

 【テヘラン=水野翔太】国営イラン通信によると、イランのラビイー政府報道官は13日、記者団に対し、8日早朝に発生したウクライナ旅客機の撃墜事件について、「ロハニ大統領を含め、政府関係者は10日午後まで旅客機墜落の主要な原因を知らされていなかった」と述べた。政府がミサイル誤射を隠蔽(いんぺい)したとの疑いへの反論だが、危機管理体制の脆弱(ぜいじゃく)ぶりが批判を招きそうだ。

 統合参謀本部から報告を受けたロハニ師は、ただちにイラン指導部中枢の緊急会議を招集したという。統合参謀本部が撃墜を認める声明を発表したのは、事件から3日後の11日朝だった。誤射をもみ消したい軍部と、公表を急ぐ政府側の駆け引きが続いた可能性がある。

 最高指導者のハメネイ師については、イランのファルス通信が11日、ハメネイ師が把握したのは10日朝だったと伝えている。

関連記事(外部サイト)