米政府、尖閣含む中国の「第1列島線」内側を防衛する意思…18年内部文書を豪報道

米内部文書に尖閣防衛の意思

 【ジャカルタ=一言剛之】オーストラリアの公共放送ABCは12日、米トランプ政権が2018年に承認した「インド太平洋戦略」に関する内部文書について報じ、沖縄県・尖閣諸島や台湾が含まれる中国の「第1列島線」の内側を防衛する意思を米政府が確認していたと伝えた。

 報道によると、米国の戦略は、中国が対米戦略上の防衛線と位置づけている「第1列島線」について、〈1〉内側での中国の制空・制海権を認めない〈2〉台湾を含む列島線の関係国・地域を防衛する〈3〉外側では全ての領域で(米国が)優位を確立する――ことなどを目指すとしていた。「戦略策定には、日本と豪州政府からの影響を色濃く受けていた」とする関係者の証言も伝えた。

 対北朝鮮戦略については、金正恩(キムジョンウン)体制に「生き残る唯一の道は核放棄だと理解させる」ことだとする記述もあったという。

関連記事(外部サイト)