「外部勢力と手を切り統一を」北朝鮮メディア、韓国に要求

「外部勢力と手を切り統一を」北朝鮮メディア、韓国に要求

白頭山に登った金正恩氏(2017年12月9日付朝鮮中央通信より)

北朝鮮国営の朝鮮中央通信は2日、韓国が「旧態依然として米国の対朝鮮圧殺策動に同調」していると非難する論評を配信した。

論評は、韓国が参加し、3月21日から22日にかけて米国防総省で行われた第10回安保会議(日米韓防衛当局の局長級協議)に言及。

同会議で、海上での「瀬取り」など北朝鮮の制裁破りへの対処を日米韓3カ国が主導し続けることで一致したことは、「朝鮮半島の現情勢緩和の局面に逆行してわれわれに対する軍事的対決と制裁・圧迫攻勢を持続してみようとする」ものであると非難した。

そのうえで論評は、「米国とその追随勢力は目の前に広がった朝鮮半島情勢の流れを快く思わず、北南間にくさびを打ち込んで現況を逆戻りさせようと卑劣で幼稚な手口を全て弄している」と指摘。

続けて韓国に対し、「今こそ、恥ずべき外部勢力との共助を排撃し、民族共助で北南関係の改善と自主統一を志向する時代の流れに合流すべき」だと要求した。

論評の全文は次のとおり。

今こそ外部勢力との共助を排撃すべき時だ 朝鮮中央通信社論評

【平壌4月2日発朝鮮中央通信】今、わが同胞の統一志向はいつよりも高く、民族の和解と団結が大勢の流れとなっている。

まさに、このような時に南朝鮮当局が米国、日本と共に第10回「安保会議」という反朝鮮対決謀議に合流している。

周知のように、第10回「安保会議」は米国が対朝鮮海上遮断の国際化を画策することと脈を同じくするものである。

去る3月21、22の両日、米国防総省で開かれた第10回「安保会議」では「換的取り引き行為をはじめ北朝鮮の不法な活動を抑止するために共に努力し、北朝鮮の公海上の換的取り引きに対する対応を米国、日本、南朝鮮が引き続き主導する」と明示した。

これは、朝鮮半島の現情勢緩和の局面に逆行してわれわれに対する軍事的対決と制裁・圧迫攻勢を持続してみようとする不純な謀議の一環である。

こんにち、北南関係の改善と統一に対する同胞の熱望が高まることにあわてふためいた外部勢力は、民族の和解と団結の雰囲気に意図的に水を差して反朝鮮圧殺策動に狂奔し続けている。

南朝鮮当局が旧態依然として米国の対朝鮮圧殺策動に同調した行為は、民族共助で朝鮮半島の恒久平和と自主統一を早めることを切々と願う全同胞に大きな失望感を与えている。

外部勢力は北南関係が改善されて朝鮮半島で軍事的緊張状態が解消され、民族の和解と団結が成し遂げられて統一された強国がうち建てられることを願わない。

歴史的に、米国と日本が朝鮮半島で緊張緩和と平和、北南関係改善の局面が醸成されるたびに、それに水を差して対決の雰囲気を口を極めて鼓吹してきたのは、わが民族の利益を犠牲にして自分らの侵略的目的を実現するためであった。

今も、米国とその追随勢力は目の前に広がった朝鮮半島情勢の流れを快く思わず、北南間にくさびを打ち込んで現況を逆戻りさせようと卑劣で幼稚な手口を全て弄している。

わが民族を二分させ、同族同士で互いに戦わせてそこから漁夫の利を得てみようと謀る侵略的な外部勢力との共助劇が自滅行為であることはあまりにも明白である。

南朝鮮当局が真に民族問題の解決に関心があるなら、外部勢力に対する幻想を払拭すべきである。

外部勢力との共助は、対決と戦争の道である。

誰も、わが民族に平和と統一を与えず、また与えるはずもない。

民族の要求と利益に顔を背けて外部勢力との共助に執着するのは、北南関係だけでなく、終局的に自分自身を滅ぼす道である。

今こそ、恥ずべき外部勢力との共助を排撃し、民族共助で北南関係の改善と自主統一を志向する時代の流れに合流すべき時である。−−−

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