テキサス州銃乱射事件 容疑者が「メキシコ人を標的」と供述

 【ニューヨーク=上塚真由】米南部テキサス州エルパソで3日起きた銃乱射事件で、殺人容疑で訴追されたパトリック・クルシウス容疑者(21)が「メキシコ人を標的にしていた」と供述したことが9日、明らかになった。米紙ワシントン・ポスト(電子版)が同容疑者の調書を元に報じた。

 クルシウス容疑者が事件直前に投稿したとみられるインターネット上の犯行声明でも、米国で増え続けるヒスパニック(中南米)系の「侵略」への攻撃だと書かれていた。連邦捜査局(FBI)は事件について「国内テロ」と断定し、連邦法に基づく憎悪犯罪(ヘイトクライム)での起訴を視野に捜査を進めている。

 エルパソはメキシコ国境に接し、人口の8割以上が中南米系でメキシコからの買い物客も多い。事件では中南米系やメキシコ人など22人が死亡し、二十数人が負傷した。クルシウス容疑者は現場から約千キロ離れた同州ダラス郊外に住んでおり、事件を起こすために訪れた可能性が高い。

関連記事(外部サイト)