「事態を懸念」ラーブ英外相が香港デモでツイッター

 【ロンドン=板東和正】香港国際空港で中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案に抗議するデモ活動が続いている問題で、ラーブ英外相は13日、ツイッターで「香港で起こっている事態を懸念している」と憂慮した。また、香港で同日、デモ隊と警官隊が衝突したことを受けて「われわれは暴力を非難しており、平和的な道を見つけるために建設的な対話を勧める」と指摘した。

 香港での問題をめぐっては、ラーブ氏が9日、香港政府トップの林鄭月娥行政長官と電話会談を行い、平和的手段での抗議活動は容認すべきだと強調していた。ジョンソン首相も「(改正案に対して抗議する)香港の人々を支持する」と発言している。

 1997年に中国に香港を返還した英国は、返還後50年間、2047年までは香港の司法権の独立や表現の自由を含めた社会制度を変えない「一国二制度」の維持を中国に求めてきた。

 英国は、改正案が一国二制度を崩壊することを懸念しており、これまで同制度が順守されなければ「重大な結果を招く」などと中国に指摘してきたが、中国側が反発。英中間の緊張が高まりつつある。

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