米女性議員2人、イスラエルが入国拒否

 【ワシントン=住井亨介】イスラエルのネタニヤフ首相は15日、イスラエルの対パレスチナ政策に反対するボイコット運動を支持したとして、米野党・民主党の女性議員2人の入国を拒否することを明らかにした。同盟関係にある米国の議員の入国拒否は異例。

 入国を拒否されたのは、イスラム教徒の女性で初めて下院議員となったパレスチナ系のラシダ・タリーブ氏と、元ソマリア難民のイルハン・オマル氏。

 米メディアによると、両議員はともにトランプ氏とイスラエルに対して批判的で、イスラエルに経済的圧力をかける運動を支持している。今週末にヨルダン川西岸のパレスチナ自治区などを訪問する予定だった。

 イスラエルにはボイコット運動の支持者の入国を禁じる法律があり、ネタニヤフ首相はフェイスブックで「他の民主主義国でも国を損なおうとする人物の入国を禁じている。彼女らの訪問目的はイスラエルを傷つけるものだ」と主張した。

 一方、トランプ氏は発表に先立ち、ツイッターに「2人の入国を認めればイスラエルはとんでもない弱さをさらすことになる」と投稿していた。米メディアからはイスラエルの判断に影響したとの見方も出ているが、トランプ氏は記者団に対して「(判断を)促していない」と否定した。

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