ウクライナ疑惑めぐる弾劾公聴会に出席拒否 米ホワイトハウス

 【ワシントン=住井亨介】米ホワイトハウスは1日、トランプ大統領のウクライナ疑惑をめぐる弾劾訴追調査で、下院司法委員会が4日に予定する公聴会にホワイトハウス関係者が出席しないとする書簡を同委のナドラー委員長(民主党)に送った。

 公聴会には弾劾訴追の先例や歴史について詳しい法学者らが証人として出席する予定で、「大統領の弾劾訴追に向けた憲法上の根拠」を審議する。ナドラー氏は、トランプ氏かホワイトハウスの法律顧問が公聴会に出席し、質疑に参加するよう求めていた。

 書簡はホワイトハウスのシポローネ大統領顧問によるもので、これまでの弾劾訴追調査で大統領側に反論の機会が与えられなかったことを非難。「追加の公聴会で、司法委が大統領に対し公正な手続きを認めるかどうか不明だ」と欠席理由を説明した。

 弾劾訴追調査をめぐっては、これまで下院情報特別委が政府高官らに対する公聴会を開催。1日付の米紙ワシントン・ポストによると、同委のシフ委員長(民主党)は、公聴会の証言内容などをまとめた報告書を3日に承認する方針を固めた。司法委はこの報告書を基に、弾劾訴追決議案の起草に向けて審議を進める。

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