米、北朝鮮の2企業に制裁 出稼ぎ労働者の違法派遣に関与

 【ワシントン=黒瀬悦成】米財務省は14日、国連安全保障理事会の制裁決議に違反して北朝鮮労働者の海外派遣に関与したとして、北朝鮮の商社と旅行業者の計2企業を独自の制裁対象に指定したと発表した。米国内の資産が凍結され、米国人との取引が禁止される。旅行業者は北京を拠点としている。

 国連安保理決議は、北朝鮮による外貨獲得の阻止に向け、加盟国に対して昨年12月22日までに出稼ぎ労働者を帰国させるよう義務づけていた。

 ムニューシン財務長官は声明で「北朝鮮労働者の海外派遣は北朝鮮の違法な収入源となっている」と非難した。